後藤真希 ファンクラブツアー in Hawaii 
南の楽園ハワイで遊ぶ春休み

Aコース  2004/3/25(木)〜3/30(火)  4泊6日
Bコース  2004/3/26(金)〜3/30(火)  3泊5日
Cコース  2004/3/26(金)〜3/31(水)  4泊6日
 ごっちんとハワイに行く事になった。夢のような話である。申し込みを済ませてからと言うものの、しばらく妄想が脳裏を駆け巡り、妄想だけで3度の飯のおかずになるのではないか?と覚えた程である(笑)。…と言う訳で、縁あってごっちんとハワイに赴いて来たので、簡単にその経緯と実況後中継レポをここに記させていただければと思う。
FUTA ver. / 5NATTOH ver.


FUTA ver.*
まえおき
 思え返せば昨年(注:2003年)12月も押し迫った暮れの夜、お仲間のGさん、Cwさんを交えて、忘年会と称して酒を酌み交わさせて頂いていた。しかし3人だけで忘年会を済ませると言うのは実に失礼な事と言う話になり、それこそ3人に共通するお仲間に電話を掛けまくり、またメールをしまくっては忘年の挨拶とさせて頂いていた(つもりだった…?単に酔った勢いでの思いつきと言うウワサも…(汗))。そんな中、お仲間のCaさんから、
「ごっちんのFCツアーが決まりましたよ♪」
との一報が入った。思えば丁度あややはハワイでのFCツアーの途上にいるかいないかの時期頃合で、口にこそ出さないものの、やはり心の中には無念の思いが募っていたものである。そんな矢先の一報であった。
 その時点ではそれ以上のことは分からなかったのであるが、月日は過ぎ去りごっちんと行くFCツアーの詳細が明らかになった。ツアータイトルはずばり『後藤真希ファンクラブツアー in Hawaii 〜南の楽園ハワイで遊ぶ春休み』、行く先は昨年夏の娘。、同じく昨年冬のあややと同じくハワイのホノルルとなっていた。その開催時期は3月の末に実施されるとの事だった。費用はホテルのランク付けや日数によってその上下の差異はあるものの、およそ17万円〜20数万円と言った程度、到底学生には手の出しようの無い値段に感じるところである。かと言って社会人はどうかと言えば、これとて決算に当たる企業が多く、時期的な問題と絡めてスルーせざるを得ない方々も多くおられる事であろう。
 あくまで自分自身の都合しか考えていないUFA他関係者サイドではあったが、そんな中にあって、フタはごっちんとハワイに行く事に決めた。サラリーマンであるフタにとって、自身の会社の決算期が9月と言うことで、別段頻期に当たらない事もその理由に挙げられるが、一番の理由は件のGさんがご一緒して頂けること(と言うよりもむしろ、フタがGさんにご同行させて頂くことにしたとした方が正しいかと思う)が大きい。追ってライブ等を通じて交流をさせていただいているJさんの参加も決まり、総数3人で今回のFCツアーに参加する事になった。
 しかしながらGさん、Jさんお二方のごっちんに掛ける情愛の深さは生半可ではない。お二方ともに全国津々浦々ごっちんのライブを追いかけ続け、加えてGさんに到っては先頃行なわれたごっちんのミュージカル「サヨナラのLOVESONG」を、東京で6回、大阪で2回の合計8回ご覧になられるなど、とても他のお二方と肩を並べてハワイにご一緒させて頂くのは恐縮するほどの面々なのである。逆に捕らえればこのように素晴らしい応援活動を続けられておられるお二方と共に感動を共有出来れば、これ以上に幸せな事は無く、自身の置かれた身の光栄を改めてひしひしと感じ覚えるところであった。
 「FCツアー」とは言うものの、改めてその実は「海外旅行」と言うことになれば、それはそれで出発前にはいろいろと準備を進める必要がある。そして、その手続き等の面倒な部分は全てGさんにお任せしてしまった(汗)。この場をお借りしてGさんには厚く御礼申し上げる次第である。今回のFCツアーは一応応募者が定員を超えた場合には抽選と言う形になっていたので、まずは内金3万円を振り込みエントリーと言うことになった。どの程度の応募者が集まるかは窺い知る事も出来ず、かつGさんが旅行会社に問い合わせなどもして頂いても、やはり明確な確信は持てずにいた。
 しかしながら追加応募などもしていたので、『内心これは楽勝だな!』と思っていたところ、案の定1月の後半、あるいは2月の初旬であっただろうか?当選の旨通知がやってきた。思わずガッツポーズの瞬間であった。Gさんにも早速その旨ご連絡。Gさんの元にはまだこの一報は届いておられなかったご様子で、えらくお喜びになられておられたご様子であった。届けられた通知には併せていろいろと記入しなくてはならない書類やら何やらが同封されていた。こちらもGさんにご協力頂いて書き込んで旅行会社に送付した。更に追随して送付されてきた追加の費用請求の振込み分19万何がしを振り込めば、一応の手続きは万事完了である。
 後は指折り数えて3月26日の出発日を数え上げ、その都度妄想に耽るだけの事だった(笑)

初日(3月26日)
 満席に埋め尽くされたJAL8080便は、6時間半のフライトを経た後、早朝のホノルル空港に降りたった。いやぁ〜、それにしても凄い乱気流に巻き込まれて飛行機の揺れた事、揺れた事…。自身大分飛行機には乗せて頂いたが、間違いなく過去TOP3に入る揺れぶりであった。ご同乗のJさん、機内食を摂った後は気持ち悪くなりつつなり、大事をとって就寝されていたとの由、まずはお疲れ様でした。
 とりあえず無事ハワイに到着したので、まぁ〜よしとしよう。さすがに気流が不安定だっただけに、ちょっと天気もぐずついているのがNGである。気温もさほど高くは無く、かなり湿度が高い感じがする。東京から着のみ着のままの長袖シャツに長ズボンでは少々蒸し暑く感じるところである。こうして初日は天気に恵まれなかったが、いずれにせよイベントは明日以後なので、明日以後に晴れる事を期待するばかりである。

 チェックインまで時間があるので、本日到着の参加者は用意された5台の大型観光バスに分乗して、まずは市内観光へと出発する。ホノルル市内を一望する高台の『ヌアヌパリ』や、公園墓地である『パンチボウルの丘』などを回り、次いで『カカアコ・ウォーターフロントパーク』と言う海辺の公園を訪れてみれば、ハワイで不慮の事故に遭遇した「えひめ丸」の慰霊碑が建てられていた。どんよりとした天気と相まって、どうもマイナス要素の多い観光スポットにばかり連れて行かれている気がするのは、気のせいであろうか?
 途中お約束のように土産物店で長時間停車(どうせなら皆おなかが空いているのであるから、食堂か何かで停車して欲しかった〜)し、加えて最後の目的地は免税店…。う〜ん、これでは一体何のためにハワイまで来たのか分からない!?あいかわらずイベントの全貌は明らかになっておらず、その不安は募るばかりである。
 ようやく免税店内の会議室にツアー参加者一同を集めての説明会が行なわれたが、これとてホテル毎のツアーデスクに随時予定が発表されるので、各自の責任においてこれを確認して欲しいといった簡単なもので、結局何も分からないに等しかった。
 結局さんざん連れ回された挙句、これから3日間お世話になるハイアット・リージェンシー・ワイキキ・リゾート&スパには、チェックイン開始時刻の3時より遥か前、1時過ぎには到着した格好である。当然現時点にあっては部屋に入る事が出来ないので、3時を過ぎて再びツアーデスクにて部屋キーを渡すとの事だった。 
 そこで係員嬢の話を聞くや否や、実際には終わり切らない内に…と言った方がいいであろうか、一目散にホテルを出発、近隣のロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターの3階にあるハロー!プロジェクトインフォメーションビレッジに向かった。ハロー!プロジェクトインフォメーションビレッジは通路を隔ててショップとミュージアムから成り立っている。実は今回のツアーに際して1人1個限定の形でツアーバックの販売(40$)が行なわれており、まずはこれの入手が目当てと言ったところであった。案の定そのショップ前には長蛇の列が出来上がっており、蒸し暑さに耐えることしばし、ようやく入店と相成る。しかし実際に赴いてみればそれだけの出費で収まるフタでは無い事はフタ自身重々承知している部分である。日本とは違い、まずカゴを渡されて、これに所望する商品をいれつつ最後に清算をすると言うスタイル故に、限定CDやら限定写真やらとすっかり限定の文字に躍らせられる形で、結局は160$超の買い物と相成った。まだ初日と言うこともあり、手持ちの現金もいかほど使用するか判然としない事から、カードでこちらの清算を済ませた事だった。
 一方でミュージアム内にはところ狭しとごっちんの写真が飾られていたのであるが、これによればごっちんは24日には既にハワイ入りを果たしていたようで、その間は写真撮影やら何やら他の仕事をこなしていた筈である。写真に併せて「抱いてよ…」「スクランブル」「サントワマミー」「手を握って…」などの衣装も、ごっちんが実際に着ている写真と共に飾られていた。これらは写真撮影がOKと言う事で、皆一様にこれを撮りまくり、店内はさながら大撮影会の様相を呈していた。

 一通りの撮影を終えた後、ホテル裏手のラーメン店で焼きそばとビールの遅い昼食(しかも朝食の機内食は菓子パン1個と野菜ジュースのみと言う干されようだった…)を摂れば、ようやく3時を回りチェックインとなる。Jさんは仮眠を摂るとの事で、Gさんとプールまで行ってみたが、海水パンツに着替えていざ泳ごうと言う段階になり、バケツをひっくり返したようなスコールが降り注ぎ始めてビックリ!おまけに雷鳴までが轟いている。こちらも堪らずプールは諦めて、ホテル内のエステサロンへと避難した。シャワーにちっとも暖かくならないサウナ、簡単な休息室を備えたシンプルなものであるが、それでもひとシャワーを浴びソファーに横になり、眼前に広がるワイキキの眺望を楽しんでいれば、寝不足ゆえの睡魔が襲ってくると言うものである…zzz。

 ふと気が付いてみれば既に時刻は夕刻7時近く。すっかり辺りは暗闇が支配していたが、一方でようやく雨脚が落ち着いたようだ。部屋に戻りJさんを誘って街へと繰り出す。Jさんの希望もあり、この日はステーキの夕食を採る。それにしても14オンスのステーキと言うのは食べでがあると言うもので、Gさん、Jさんのお二方は完食する事が出来ずにギブアップ、自分も何とか胃袋に納め尽くしたと言った感じであった。

2日目(3月27日)
 ようやく今日からイベントがスタートする。事前に頂いたツアーパンフではその詳細が明らかにならなかったが、昨日係員氏から今日は写真撮影会とクイズ大会が行なわれる旨聞いていた。写真撮影に際して、わざわざ日本からアイロン掛けをしたアロハシャツハワイを用意したものであったが、昨日観光ついでにお土産店に立ち寄ってくれた事から、同店でアロハシャツを4着も購入、この日のこの中の1着を下ろして使用する事にした。

 まずはツアーデスク前に朝7時に集合、くじ引きを引いて番号が記載されたプレートを貰う。宛がわれたのは1号車の12〜14番で、後々昼食を採る折などの整理番号として利用された。その足でバスに乗って、ホノルルから40分余り、コオリナと言う場所へ移動。イヒラニ・リゾート&スパと言うホテル(ホテルと称してしまうにはあまりにも広大で、一大リゾートホテルと言う印象です)の宴会場で、一対一のポラロイド撮影会が行なわれた。周りには何もない静かでのどかなリゾート地と言ったところで、さすがに周りの景観はきれい!の一言である。
 今回のツアーはバス10台分、総勢およそ470人での参加となったようであるが、各ホテル毎にその出発時間を微妙にずらしたらしく、スムーズにこれが進んでいたと言う印象を覚えたところである。もっとも自身はお仲間のGさんに追随する形で2番目の撮影となり、あれよあれよと言うままに撮影が終わってしまったと言う印象である。
 事の顛末を簡単に記しておけば、まずバスがホテルの前に停車、最前席に座っていたGさんにフタは係員が誘導するがままに、そのまま宴会場へと通された。宴会場の窓辺が撮影機材が並べられているらしいが、室内はカーテンで半分に区切られているので、「らしい」と言うのは後に実際に確認して分かったところである。
「何かオーディションみたいだよね〜」
と、いきなりごっちんの声がする。
「うぉ〜!!」
思わずカーテン脇から中の様子を覗こうとしたところ、先程来のくじの結果は一体何だったのだろう?と思える程に、
「では順番にお願いします♪」
と、いきなりのご指名を受けてしまった。こうしてお仲間のGさんが栄えある第一号の体験者に選ばれる格好となった…と言う訳である。
 一人当たりの持ち時間は10秒程度と言った程度であろうか、Gさんの撮影風景を見ていたら、次にフタが呼ばれてしまった。呼ばれるままに前方へと進み、カバンを係員氏に渡して、窓辺に置かれた椅子に座しているごっちんの元へと向かう。その隣にはフタが座るべき椅子が1脚用意されている。ピンク色のTシャツに太ももがまぶしいホットパンツ、正に南国仕様のごっちんであった。加えて座席の両脇には南国らしく花が生けられていた。
「よろしくお願いします♪」
と、フタ。これに対してニッコリ微笑んで会釈するごっちんである。やばい、やば過ぎる。早くも高まる感情を抑える事は出来ない。今回のツアーに参加する事を決めてから3ヶ月余り、それこそ毎日のようにフタは戦い続けていた。ごっちんとどんな会話をしたら良いのだろう、どんなポーズで写真に映ったらいいのだろう、どんな服を着たらいいのだろう…etc。
『手を握って〜♪…下さい』
なんて言ったら、ごっちんは果たして手を握って一緒に映ってくれるであろうか?それとも冷たい目で見られて終わりになってしまうであろうか?その苦悩の日々たるや正に苦痛の日々で、いっそのこと、ツアーに参加しない方が楽なのでは?と思えるほどであった。
苦節3ヶ月、ようやく心の中での闘いに終止符が打たれようとしている…。
「ど、どんなポーズで撮りましょうか?」
と、右手に座っているごっちんをちらりと見て、フタが一言。これってごっちんが言う台詞では?やばい、自身テンパっている。『手を握って〜♪…下さい』なんてネタの事、すっかり忘れている(汗)。
「じゃぁ〜、ピースで…」
テレビ等でお馴染みの鼻腔から発せられるようなごっちんの可愛らしい話し声が、フタの耳元を揺さぶる。慌てて右手でピースを作るフタ、
「…、あっつ、裏ピースで♪」
ごっちんの作りなす裏ピースをちらりと見て、ピースを慌てて裏ピースに切り替えるフタ。そして、パシャリッ♪…こうしてポラロイド写真のシャッターが切られ、3ヶ月に渡る心の葛藤に終止符が打たれた。
 このあと屋外の屋根付き宴会場でしばし待たされた後、バイキングスタイルでの昼食となる。ハンバーガーにホットドック、それにプリンとパパイヤが美味かった。もっともその前、写真撮影において、ある意味フタはすっかりお腹いっぱい状態になっていたのであるが…(笑)。

 食事も一段落済んだところで、宴会場の中央部に設けられているステージにノビー氏なる司会者が登場、続いて突然「原色〜」のイントロが流れ出して、ごっちんの登場となる。今まで割りと静まり返っていた場内が、突然として沸きあがりボルテージがあがる。まずは、
「みんなと写真を撮るなんて始めての事でした〜」
などと簡単に感想を述べ、続いて
「せっかくだから各テーブルごとに記念撮影しようかな〜、なんてネ♪」
と、テーブルごとにグループ撮影を行う事になった。これぞ正にサプライズイベント、勿論この予期していなかった事態に場内からは割れんばかりの歓声が巻き上がり、フタ自身がつい先ほど解かれた呪縛に再度苛まれる事になった(苦笑)。
 各テーブルをクルクル周りながら記念撮影をしていくごっちん。会場のテンションはもちろん異様にもりあがります。ツアーの参加者はおよそ470人で、丸テーブルには10人づつ座っていた勘定であるから、ごっちんは47〜8席は回った形となったのではなかろうか?まずは10人が整列をさせられる。前方の椅子に4人、2列目には並んで6人、ごっちんは前方中央の座席に座ると言う寸法である。
 スタンバイしたままで待つことしばし、テーブルごとの撮影を順調にこなし、ごっちんが自身のテーブルに来てくれました。フタの決められた立ち居地はごっちんの正に真後ろ。
「よろしくお願いしまぁ〜す!!」
の一言で着席するごっちん。ひゃぁ〜、かわいい。眼前にはごっちんのつむじ(!)が…!!何よりもごっちんから漂うフローラルな芳香が、フタの鼻腔を震わせ脳裏を刺激する(爆)。
「どんなポーズで行きますか?」
とGさんが質問をしたことを受け、テーブル毎のメンバーからいろいろとアイディアが出てきたが、誰とも無く
「アヒル口〜!!」
と、かくもまぁ〜またマニアックなポーズをリクエスト、ごっちんもこれを快く快諾して写真に納まってくれたことだった。
 続けざまに2パターン撮影は行なったのであるが、ごっちんからのリクエストを受けて、2パターン目はアロハポーズで撮影した。他のテーブルでの撮影する様子をみてみれば、ダブルピースあり、ワオワオあり、中にはアイ〜ンやごっちんパンチ(笑)などそのリクエストは実に様々で、それぞれの注文に快く応じていたごっちんはさすがプロである事を実感させられた事だった。

 昼食が終わり、テーブル毎の撮影会が終了すると、今度は快晴の夏空の元、屋外の芝生の上に場所を移してのクイズ大会へとイベントは進行する。
「青いね〜昨日は雨だったけれど、今日は暑い空だね!! ハワイと言う地に来てのイベント、みんなも楽しい〜?」
やはり青空の元と言うのは気持ちイイ。昨日の土砂降りが嘘のようである。さすがは晴天娘と言われている私(=ごっちん)である。
 クイズは各1〜10号車約50人づつで区切り、バス号車毎での対抗形式となったが、実際にはごっちんが各バスの代表者を抽選によって選ぶので、その実は個人戦の様相を呈している。最後に優勝したバスチームには特製のステッカーが配布されていたので、ここで始めて、『あぁ〜これは団体戦だったのか!』と実感させられた事であった。
 クイズに答えて正解するとサイン入りポラロイドやらポスターなどが、その場で名前付でもらえると言う豪華商品が目白押しであるが、何せフタ自身余りクジ運を持ち合わせていないもので、終ぞこの恩恵に与ることは無かった(涙)。出題されたのは全部で5問で、ここに簡単に抜粋しておきます。

Q1.2004年2月に行なわれたミュージカル「サヨナラのLOVESONG」の総出演者数は?
A1.22人

Q2.ハロー!プロジェクトインフォメーションビレッジ内に飾られているヒロクメ氏の絵の数は?
A2.25枚

 この問題の解答が発表された直後、今日のゲストを紹介しますとして、ヒロクメ氏が登場した。新作のごっちんのイラストを完成させたとの事で、これにごっちんのサインを入れて作品を仕上げていた。なおこのイラストは後にハワイアンビレッジにて飾られたが、これはヒロクメ氏自身が持ち込んできたもので、実際同氏の姿もお見受けした。
 話しついでにばらしてしまうが、ヒロクメ氏、その後ショップのレジカウンターでエプロン姿で店員のお手伝いをしていました。大画家と言う訳ではなく、絵を描くのが好きなハワイ在住のおっさんと言う印象を抱いたが、事の真相たるやいかに?である。

Q3.ごっちんが主演している映画「青春ばかちん料理塾」の主人公の名前を正確に書いてください
A3.小暮 瞳

Q4,1999.9.9(注:LOVEマシーンの発売日)のデビュー以来、今日までの日数は?
A4.1661日 (2004.03.27/ハワイ時間現在)

Q5.昨年のスポーツフェスティバルで、大阪、東京と併せて獲得したメダルの数は?
A5.4個(内訳は金が3個銀が1個)

 全体的に見れば数字絡みのDB的問題が多かったですね。それぞれ正解者にプレゼントが手渡されるのはやはり羨ましくもあり、中には常連の親子でこれを獲得されておられたケースも見受けられました。

 イベントはこれにて終了♪と思いきや、何とバス毎の集合写真も撮影するとの事で、本日3度目の写真撮影会となる。これはクイズ大会が行なわれた芝生の一角で行なわれた。こういう時にばかり白羽の矢が立てられるのが1号車の務めと言うことで、今回も先陣を切っての撮影開始となる。今回は人数が50人程いると言うことで、最前列が着座、2〜4列目がスタンディングでの撮影となる。例によってごっちんは前列の中央に座する形となるが、ここでもフタの悪運は発揮され、先ほどのテーブル毎での撮影と同様にごっちんの真後ろをキープする格好となった。
 整列して待たされる事しばし、程なくしてごっちん登場、一堂拍手でこれを迎える。今回もいろいろとポーズのリクエストを聞いてくれたと思ったが、う〜ん、何をリクエストしたか、ちょっと忘れてしまいました。確かアロハ〜やら、ピースやら、割と平凡なものだったような気がします。何せ眼前にはごっちんのつむじ、そして甘美たるフローラルな芳香…、ポーズの事などすっかり忘れてしまいました(汗)。
 写真撮影を終えてバスに戻る1号車の面々。そこでフタは見逃しませんでした。ごっちんが座席から立ち上がり、カメラマン氏の隣に来る2号車の撮影に備えてスタンバイしていた事を…。立ち去ろうとするJさんを慌てて捕まえて、一緒にごっちんの方に歩み寄る。両手を振りながら、
「ごっちん、また明日ね〜!!」
と告げてみれば、ごっちん、嬉しそうな顔満面に、両手を振りながらこちらにレスしてくれました。ひゃぁ〜!!ごっちんからの激レス、マジで溶けそうになってしまいました。それが証拠に持ち合わせていたサングラスをその場に落とした事に気が付かず、お仲間のGさんからご指摘を頂いて始めてその事に気が付いた始末である(汗)。

 こうして再びバスに乗り込み、ハロー!プロジェクトインフォメーションビレッジの入っているロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターで降ろされて本日のイベントは終了と相成った。折角なのでハローショップに立ち寄ってみれば、「一言コメントを…」と言うことで、無人のカメラが設置されていた。カメラは無人と言うものの、周りにはギャラリーがいっぱい居る訳で、これにコメントを寄せると言うのは実に恥かしものである。それでも旅の恥は掻き捨て、せめてもの気持ちをカメラに伝えた事であった。
 なおこのカメラで収録された映像は「何処かで使うかもしれません」と予告されていたところであり、今後が楽しみ半分、不安半分と言ったところであろうか?加えてごっちんのサイン入りイラストが追加展示されていた事は、既出の通りである。

 南国の太陽はまだ高く照り付けている。折角ハワイにまで来たのであるから、泳がないと勿体無い。故にホテルに一度引き返した後、海パンを履いてワイキキビーチへと繰り出す。白い砂、青い海、青い空、余計な形容詞はいらない。文字通り絵に描いたようなワイキキの華やかな光景が眼前に広がる。堪らず海に飛び出して波に流されるままにプカリプカリ…。ところがワイキキビーチはその足元に岩場が多く点在し、ふとした瞬間にこれでかかとを切り刻んでしまった。別段痛いと言う印象は覚えなかったのであるが、大事を取りホテルへと引き上げる事にした。途中ABCストアーに立ち寄り絆創膏を購入、ホテルのプールでジャブジャブとこれを洗いあげ、後はプールサイドでおとなしく日光浴を堪能した。
 やや翳ってきた優しい陽光がフタの全身を包み込み、南国のやや涼しげな風が肌をなでていく。今日のごっちんとの思い出をしばしリフレインさせつつ、しばし至福の時を味わいつくした事だった。

3日目(3月28日)
 今日のイベントは体操から始まる。こちらへの参加は任意との事であるが、昨日現地係員が、
「本人は?」
と質問されて、思わず
「本人も出ます」
と答えていたことから、参加しない訳には行かないだろう(笑)。指定された8時半にはツアーデスクに集合して、その後は一同ぞろぞろと徒歩で移動と相成る。本日も絵に描いたような青空が広がる。さすがは晴天娘againである。
 誘導されるままに連れて行かれたのは連日のように訪れているロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンター。しばし通路で待たされた後、屋上に誘導される。屋上への移動にはエスカレーターを用いたのであるが、これに乗る際に渡されたのは水が入れられた2本の500ml入りペットボトルである。これはどうやら本日の体操に利用するようだ。
 屋上に通されたところで、各自が前方の朝礼台のようなステージを中心にわらわらと群がる。
「体操をするので、両手を広げても大丈夫なくらいに広がってください」
と誘導があり、皆一様これに従う。昨日から感じるところであるが、皆素直で、仮令えばスタンディングのライブ会場であればモッシュ必須のような今日のこの場にあっても、皆自身をわきまえておられたのが好感が持てたところである。そんなフタは出遅れた事もあり、前方から6列目辺りをキープ。これとて十二分に近いのである。これで遠いなどと文句を言おうものなら、バチが当たると言うものである。

 而して司会のノビー氏に続いてごっちんが登場となる。
「みんな元気〜?」
「ファ〜イ…」
さすがに早朝と言うこともあり、周りもテンションやや低めである。ごっちんが眼前にいる事が日常になっている恐ろしさ、さすがはFCツアーである。
「みんな元気無いね〜(苦笑)、みんな元気〜?」
と、これに対して朝から元気いっぱいのごっちんである。
「3年前位になるんですけれど〜、皆さんプチモビクスって知っていますか?」
と、ごっちん。勿論、
「は〜い♪」
の即レスとなる。それにしてもプチモビクスとは懐かしい!!TBS系列で毎朝のようにOAされていた2代目プッチモニによるエアロビクスと言えば分かりやすであろうか?
「今日はプチモビクスの内、火曜から木曜までやります。先程配って貰ったペットボトルは木曜の時に使います♪」
として、プチモビクスがスタート。いやぁ〜、ごっちんのきびきびした動きはさすが!の一言ですね。よく見ればごっちんの二の腕にはしっかりと筋肉が付いているのですね。日ごろの鍛錬の賜物と言ったところでしょうか?
 同ナンバーをご存知の方ならお分かりになられると思うのであるが、音楽に併せて「チラッ♪」とごっちんが目線を送る場面がある。勿論生プチモビクス故にこれも完璧に眼前で再現されており、これには釘付けにならざるを得ないだろう(爆)。もはや体操どころでは無い。元々がとてもフタには付いていけないようなハードな内容のプチモビクス。故にプチモビクス自体は若干流しめにしつつ、眼力に全神経を集中させて、本来の目的とは異なった(爆)プチモビクスになった次第であった。それでも朝からとてもイイ汗が流せたと言うことで、またごっちんとの楽しい思い出が一つ加わった形となった。

 しばらく間が空いて午後のイベントは14時過ぎに集合、それまでは自由行動の時間となる。そこで空いた時間を利用して近隣のホテルのバッフェを楽しみに行くことにした。フタ自身はビュッフェと言った方が馴染みやすいが、正確にはバッフェが正しいようで、言うなればバイキング形式のブランチである。15分強待たされて通されたテーブルは正に目前にワイキキビーチが広がる絶景で、しかもオープンスペースとなっている事から、陽光が、清風が、そのままに感じ取る事が出来る。
「何だかハワイらしいところに来ましたね」
とJさんもご満悦の様子であった。
 ABCストアーでお土産物などを簡単に買い求め、少し部屋で休んだ後、14時にツアーデスク前に集合となる。これからが本日のメインイベント開始となる。
 まず抽選を行い、座席を決める。3人組での連れは3組と少なく、必然的に松竹梅の座席パターンが用意されている筈なのであるが、Gさんが引き当ててくれた抽選番号は642番〜644番と、正直期待薄な番号であった。後は奇跡の逆転を祈るばかりである。ちなみに残る3人組2組は、覗き見てきたところでは107番前後に225番前後であったであろうか?
 次いでバスに乗り、本日の会場となるイリカイホテル2階、パシフィックボールルームに移動した。ワイキキの界隈から若干離れて位置し、眼前にはヨットハーバーが広がる風光明媚な同ホテルは、正に今ツアーのラストを飾るに相応しい会場のように思えた。
 場内に立ち入る際にカメラチェックがあるのはいつもの事である。次いで張り出されていた座席表を確認。大きくは4つのブロックに分かれていて、左手から、1〜、200〜、400〜、600〜となっていたであろうか?故に642番でもさほどの後方とはならずに済んだ。まさかの逆転パターンがここに起きたのである。ステージ向かって右手、前方から数えれば6列目と言ったところであろう。会場自体は大きめで、500人のキャパでは勿体無い程である。段差など設けられていなかったので視界の確保はいかに?と心配させられたところではあったが、始まってみれば特に問題は無く、結構見やすかったと言う印象である。

 16時半を過ぎた頃であろうか、青いアロハシャツを着こなしたノビー氏、そしてパーカー姿のごっちんが登場、イベントのスタートとなる。まずは質問コーナーから始まる。実は日本を飛び立つ折にアンケート用紙が配付され、これは初日にツアーデスクに提出していたものであるが、この内「ごっちんに質問を♪」とする欄が設けられていたので、この中からいくつか選択してこれに答えると言う趣向のものであった。
 簡単に質問とその答えを抜粋してみると、

Q1.来る春ツアーへの意気込みを教えてください。
A1.前回はメロン記念日の皆さんがゲストとしてやってきて、今回は稲葉貴子さんがゲストにやってきます。内容は…?う〜ん、まだ話せないなぁ〜。でもアルものをゲットすることになります♪

 う〜ん、アルものとは一体??やはりハートであろうか?

Q2.料理のコツを教えて下さい。
A2.やってみようと言う気持ちが大事ですね。後藤は思い付きで納豆とビーフンを混ぜ合わせて納豆ビーフンを作ってみました。

 うげっ!納豆!?さすがは下町育ち。納豆嫌いのフタには考えられないところであるが、一方で、
「ではここで皆さんに試食して貰います〜♪」
などと言う展開にならなくて、ホント良かったと思った限りである。

Q3.7歳の頃のごっちんはどんな事をしていましたか?
A3.昔はままごととかしていたけれど、なわとびとか、ドッジボールとか、サッカーかな?

 なかなかアクティブなごっちんである。弟がいる事が影響しているのであろうか?ちなみにこの問題は少年が寄せてくれた質問を、お母さんが代筆してくれたものだったとか。

Q4.休みの日のストレスの解消法を教えて下さい。
A4.休みの日には映画を見ますね〜。後は、映画館で叫ぶことかな?「ジェイソンVSフレディ」を見ました。ホラー映画は怖いけれども、ついつい見たくなってしまうんです。以前も映画館で見ていて興奮のあまり前の座席を蹴り、前の人を振り向かせてしまった事もありました…。

 ごっちんに座席を蹴り飛ばされた当人、振り向いてみれば眼前にごっちんがいたとしたら、それこそビックリした事では無かろうか?

 さすがに470人分の質問に答えると言う訳にもいかず、質問のコーナーは4問であっさりと終了、次いでくじ引き大会が開かれた。これは前日のクイズ大会の余った景品をそのまま流用したもので、今回は各自に配布されているパスカードの下三桁の数字で当落が決まると言う。
 景品はざっと記憶を辿るだけでも、アルバムのノベルティ、サイン入りポラロイド写真、ごっちんのIDカード、サイン入りTシャツ、サイン入りアロハシャツ、色紙の絵(これはツアー客に配布された特製冊子に紹介されていたものの原画です)、ごっちんが声を入れてくれる目覚まし時計などなど。中でもごっちんのIDやメッセージ入り目覚し時計はレアモノで、是が非でも欲しかったところであるが、こればかりは自身のクジ運の無さを憂うばかりである。
 面白かったのは目覚まし時計に生でコメントを入れて貰う様であろう。当選された方は、
「なんて呼びましょうか?」
と、ごっちんに聞かれて、照れながら、
「では、**ちゃんで…」
と答えていた。願わくば、
「では、フタさんで…」
と、逝って言ってみたかった。う〜ん…。
 クジはボックスに入れられた紙切れをごっちんが引き抜く形で行なわれたのであるが、何せ470人分もの紙切れが入れられている訳で、これを引き抜くのも一苦労と言うものである。何故か300番台、400番台、500番台と、後方に固まっていた気がした。中には500番などと言うキリ番も飛び出し、
「後藤的には510番何かイイんだけれどなぁ〜」
と、寄せる一つ一つのコメントがまた可愛らしかったと言うものである。

【ミニライブセットリスト】
1.抱いてよ!PLEASE GO ON
2.盛り上がるしかないでしょ!
<MC>
3.サヨナラのLOVE SONG
4.おふざけKISS
<MC>
5.ごちゃまぜLOVE
6.女神 〜Mousseな優しさ〜
<MC>
7.スクランブル
8.晴れた日のマリーン

 さてイベントもいよいよ佳境、お楽しみのミニライブのコーナーとなる。
 一体どの曲からスタートするのであろう。期待と不安を胸に抱きつつ、ごっちんの再登場を待っていたところ「抱いてよ!PLEASE GO ON」からライブはスタートと相成った。
『まさか先週の名古屋でのイベントと同じセットリスト?』
と、衣装も同じよう(同じ?)に白を基調としたそれにホットパンツであったことから、そのような考えが脳裏を横切ったが、
「ハワイを満喫していますか?ハワイでスペシャルライブが出来て最高です〜!!盛り上がるしかないでしょ〜!!」
と、2曲目に持ってきたのはアルバム曲から「盛り上がるしかないでしょ!」で、2曲立て続けにノリのイイナンバーを魅せ付けられたとあっては、乗ら無いファンアいない事であろう。ちなみに昨年秋のツアーでは「盛り上がるしかないでしょ!」→「抱いてよ!PLEASE GO ON」と、両ナンバーはその順序を逆に披露されていたと記憶する部分である。ある意味ではごっちんの持ち歌の2トップと言っても過言ではなさそうである。

 上着を脱ぎ、ペットボトルの水を飲み干してMCとなる。
「盛り上がっているね〜。次に歌う曲は、2月に行なわれたミュージカルの主題歌となった曲です。ミュージカルでは看護婦の役をやらさせて頂いたのですが、緊張してやばかったです。見に来てくれた人は分かると思うんですけれど、最後に後藤はおばあちゃんになるのですが、おばあちゃんがハッツ、ハッツ、ハッツ!とダンスするところが可愛らしくて、気に入っていました。」
と、ごっちん。このコメントを受けて、来る春ツアーにはモンペ姿でコスプレを披露するファンが急増するか否か?である。
「それでは心を込めて歌います♪」
と、「サヨナラのLOVE SONG」を、次いで「抱いてよ!PLEASE GO ON」のC/Wである「おふざけKISS」を立て続けに披露。後者は昨年のツアー中では披露されず、フタも昨夏耳の新曲発売イベント以来ヒサブリに耳にしたと言う印象である。

「次に聴いてもらう曲は、ファンクラブ向けにプレゼントした曲なんだけれど…」
と、ごっちん。先程ちらりと触れさせて頂いたツアー客に配布された特製冊子にも是非歌いたい曲として「おふざけKISS」と共に紹介されていた幻の一曲こそが、「ごちゃまぜLOVE」そのものである。加えてごっちんにとってはもはや幻の「女神 〜Mousseな優しさ〜」までも披露してくれるとの事で、さすがはFCツアーである。…と言う訳で「ごちゃまぜLOVE」「女神 〜Mousseな優しさ〜」2曲立て続けでの披露となったが、勿論共に生で耳にするのは初めてで、思わずじっくりと聞き入ってしまう。

「スペシャルライブも段々終わりが近づいてきてしまいました。初のファンクラブツアー、しかもハワイでのイベント。無茶苦茶嬉しかったです。」
…と、続くMCで語るごっちん。ハイ。フタも嬉しかったです。そりゃぁ〜、もう、メチャクチャ!!
「実は今日3月28日はソロデビューして丁度3周年なんです。こうしてみんなの前で歌っていられて嬉しいです。写真を撮って、ゲームをして、初めてだらけの事でしたね。またこうした機会があるかどうか分からないけれど、あったらまた来て下さいね〜!!」
この時点で既に470名様分の予約が入ったと思っても過言では無いだろう(笑)

「まだまだ最後、残りも楽しんで行って下さいね〜!!!」
 最後は「スクランブル」「晴れた日のマリーン」という、すがすがしさ満載、清涼感溢れる最高のラスト2で締めくくり、大満足のミニライブであった。

 この後に待ち構えるのはイベントの大トリ、握手会である。前方に座している方から順次行なっていくようで、しばらくフタの順番が回って来る事はなさそうだ。加えて司会のノビー氏からアナウンスが入り、ごっちんから一人一人にプレゼントを渡してくれるとの事だった。夢の上に夢を重ねるまさに夢づくしのFCイベント、ホント心行くまで大満足、お腹いっぱいである。
 握手はステージ上で行なわれていたので、しばし握手会の様子を見届けていたが、ありえない位にゆったりとしたペースでこれが進行していく。1人当たり5〜10秒はあるのではなかろうか?UFAがこれまで寛容な姿勢を見せたのは初めて見た気がする…(苦笑)。
 さて、自身はどうしよう。伝えたい事は山のようにある。聞きたいこともいっぱいある。でもいざとなったら言いたい事が出て来なくなってしまうことも知っている。やはり全ては出たとこ勝負なのであろうか?
 そうこうしている内に、いよいよ順番が回ってきた。Gさん、Jさん、そしてフタと握手の順番が巡ってくる。Gさん、憧れのごっちんと何やら話し、その思いを伝えている。Jさんはごっちんと『指きりげんまん』までしているではないか!!有り得ない、有り得ない…。
 そしていよいよフタの番である。おもむろにごっちんの前に歩み寄り、両手でごっちんの手を握り締める。物凄くぬくもりが伝わってきて、素直に暖かい。加えて眼前には満面の笑顔を湛えたごっちんが…。まじやばいっす。ピュロロロロロロ…。考えていたネタが、全て吹き飛びました(爆)。それでも気持ちを伝えなくてはいけない。
『んっ?、何?』
と言った感じでこちらを覗き込むごっちん、緊張感が高ぶるのが手に取るようにして分かると言うものである。

「ごっちん、お疲れ様でした。自分…、**(←注:具体的な地名です)に住んでいて、ごっちんに親近感を覚えていて…、…、ごっちんが頑張っていると、励まされて…、…、生き甲斐と言うのか…、」
…と、まぁ〜、「あのね…、あのね…」と子供がお母さんに一日あったことを報告するようなたどたどしいものであった。言いたい事は山のようにあったが、やはりは日ごろの感謝、そして日ごろから抱いている気持ちを素直に出したと言ったところではなかろうか。これがフタのの本心、フタの伝えたかった事、それに相違ない筈である。その間10秒位であったであろうか、あっと言う間であったようにも思えるし、しばし時が止まった感もしたものである。その間ごっちんは大きい瞳をまっすぐこちらに向けたまま、話しにウンウンとしながら頷いて聞いてくれたことだった。特に
「**に住んでいて…」
のくだりでは、
『えっつ、本当に?』
と言ったように驚きの表情を見せてくれたごっちん。ご近所のよしみ、ごっちんもフタに親近感を覚えてくれたのかなぁ〜?とついつい勝手な妄想を抱いてしまう。しかしごっちんとフタとの誰にも邪魔されない二人の時間であった事、これだけは間違いのないところである。
 ごっちんからフォトスタンドに生写真のプレゼントを受け取るフタ。そしてあろうことかごっちんが両手をパタパタと振って微笑んでくれているではないか!!フタも慌てて両手を振ってスマイルを返す。このまま両手をパタパタさせ続けていたとあれば、本当に空に飛んでいけるのではなかろうか?何にも替え難い、そして筆舌に尽くし難いこの上ない至福を噛み締めながら、全てのイベントが終了と相成った。
 
あとがき
 誘導されるままに会場の外へと退出してみれば、既に握手を終えたGさんにJさんのご両人が待っていて下さった。お二方もこれ以上の至福は無いと言う素晴らしい笑顔をされておられた。記念に近くにいた日本人の家族連れの方にお願いして3人での記念撮影のシャッターを押して貰った。
「ゴマキちゃん(←ゴマキ言うな!と言うツッコミは置いておいて…)、良かったですか?」
と、家族連れのお母さん。
「そりゃぁ〜、もぉ…」
興奮冷めやらぬままに答える3人であったが、この家族連れが立ち去った後にJさんがひと言、
「どうしてあの家族はごっちんのことを知っているのでしょうかねぇ〜?」
と、疑問を投げかける。そりゃぁ〜、これだけごっちん、ごっちんと書かれたシャツやらカバンやらが氾濫していれば、いやが上にも分かると言うものであるし、何よりGさんの着ておられたTシャツにも、Jさんの着ておられたTシャツにもその旨の記載がなされていた(笑)。
「ああ!なるほどね〜!!」
Jさん納得のご様子であった(大笑)。

 その後送迎バスに乗り再びハロー!プロジェクトインフォメーションビレッジの入っているロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターで降ろされる。折角なのでまだ設置されていた無人のカメラに再びメッセージを託して、今回のツアーの締めくくりとした。後は随時襲う心地よい反芻にしばし犯されるのみである。
 
 そしてこうしてレポを書き上げた今にあっても、この反芻はやはりフタの脳裏を駆け巡り、
『ハァ〜』
と、言葉とも付かない興奮に包まれているのであった…♪


5NATTOH ver.*
『アロハロ!後藤真希』な日々
 期間限定、アロハロ3兄弟の珍道中。旅の模様に関しては、管理人殿が詳細なレポをされるているので、私はイベントを中心に、違った観点(?)から補足させていただこうと思う。
 5日間のツアーだったが、ごっちんとのふれあいができたのは、正味二日間。それでも、それはそれは申し訳ないくらいの、至福のひとときであった。
イベント1:2ショット写真撮影
 現地時間27日、行程としては2日目。 集合朝7:00は早い!!
(でもこれが功を奏すことになろうとは・・・・・)
 実際、目覚まし時計と、モーニングコーヒーもといモーニングコールの2段構えで早起きに備えたが、私が目覚まし時計の設定を間違えて、3人が起きたのが30分前。ホントに申し訳。でした!(大汗) 「お前、それでも〇〇会社の社員か!」

 集合後、長男なのでクジをひかされる。(笑)1名参加・2名参加・3名参加・4名参加・・・と別々に封筒が用意されていて連番が補償される仕組みだった。私が引いたのは、12・13・14。  まずまずだ、と思った。

 イベント会場までバスで移動。最初のイベントが2ショット撮影であることが、バス内で初めて明かされた。JALツアーズの係員が
「あなた方が一番乗りです。」
と強調。・・・ということは、全体で12番目ということか?ウッシッシ。(巨泉)
 バスに急にごっちんが乗り込んでくることも想定し、前の日から最前に陣取っていたりして。
(娘。と違いごっちんは一人なので、それは叶わなかったが。)

 ホノルルの西部、カネオヘ地区にあるイヒラニ・リゾートに着く。イヒラニはJAL系なので、業界の人間として納得。
(予測はできなかった・・・・汗)
 何よりホノルルの中心街から離れていて、敷地の広い、長期滞在型リゾートである。ここなら、多少ヲタが騒いでも苦情は出まい。

 1号車到着後、ホテルの横でしばし待たされる。緊張して何度もトイレに行った。JALツアーズの係員とは明らかに異なる、態度のでかいウファの女係員が号令を発する。
「2階へ上がってください。」
誰も動かないので、せっかちな私はとっとと階上へ。あまり大きくない会議室の一角のようなところに、衝立がある。

 姫の姿はすぐに確認できた。待ちに待ったハワイでの初対面である。か、可愛い!そして・・・・ちっちゃい。自分の撮影が始まる前から終わるまで、ずっと見ていよう。そう心に誓った。

 ところが、会場に入るなり番号順に並ばせるわけでもなく、いきなり
「前の方から3人どうぞ!」
と案内された。その3人が我々であった。

 椅子が二つ置いてあり、向かって左にごっちんが座り、我々は右の椅子に座って撮影する。ち、近い!
 ごっちんも緊張していると言っていた。私のそれはその何百倍だったか知らない。ここ数ヶ月、この日・この瞬間を思い描いて、うなされる様な日々を送ってきた。
(ここは管理人殿と想いは全く同じである。)

 誇張ではなく、人生最高の至福の瞬間が突然やってきた。心の準備もできないまま。
「おはようございます!」
自分も姫も同じ事を言った。
「宜しくお願いします。」
これもどちらかが先に言った。
「ありがとうございました。」
これは二人同時に言った。・・・・この三言を言うのが精一杯だった。

 ポーズは、『〜マリーン』のWOW WOWとか、『溢れちゃう〜』のフリとか色々考えた挙句普通に行こうという結論に達した。ただ、ごっちんのポーズと対称にして、少しでも近づきたいとは決めていた。右に座ったごっちんが左に小首をかしげてくれたので、思い通りの配置にはなった。私は初期のころの、片手を上げたポーズが好きなのだが、横目で見ると、彼女はピースをしている様なので、あわてて合わせた。
(後にそれはごっちんのマイブームである『裏ピー』だとわかったのだが。)

 地面に足がつかない状態で、階下に下りる。前述のウファおばさんは
「もう、終わったの?」
と驚くが、他の男性係員は
「一番乗りですね!」
と言ってくれた。よかったのか、悪かったのか。

 巨大なテント型の半屋外の昼食会場へと移動する。当然、最初は私一人だったが、1時間もしないうちに会場は一杯となる。会場内には『Aペイント・イット・ゴールド』、シングル『サヨナラのLOVE SONG』ハワイ限定『後藤真希シングル・ベスト』が繰り返し流れている。今回の参加者は比較的静かで、曲に合わせて「ごっちんコール」が起こる様なことは
なかった。

 2ショット撮影については、二人でハートマークを作っただの、腕を組んだだのと聞いてもいないのに、噂(自慢話)が聞こえてくる。う・・・羨ましくなんかない!自分にはそんな余裕はなかったし。
(腕を組むのは、途中から禁止されたらしい。とすれば、組めた奴等は・・・・)
 
イベント2:サプライズ!
 1号車より、バッフェ・スタイルの食事。10号車まで食べ終わるのに、1時間くらいはかかったろうか。
 ウファの司会者らしき男性が現れる。後に聞いたところでは、彼は通称「ノビー」といいハロー関係のツアーは全部同行しているらしい。『ドラえもん』の「のび太」に似ているからだと、容易に想像がついた。日本の握手会を仕切る、白髪まじりのおっさんよりはずっと印象は良い。
「今、後藤さんは食事を取ってます。朝から何も食べてないので、食べさせてあげてください。」
同じ待たせるのでも、これは印象がいい。彼はなかなか見込みがある。
 そう思っていると大音量でいきなり、『原色GAL派手に行くべ!』が流れ出す。今まで何回もかかっていたので、スタッフが音量と段取りを間違えたのだろう。・・・・・と、思う間もなく、いきなりごっちんが登場した。
 ノビーも
「聞いてないよぉ。」
とダチョウ倶楽部みたいなことを言う。
「びっくりさせようと思って。」
・・・姫、嬉しすぎます。(感涙)

 かくして、サプライズ・イベントとして、各テーブルで再度、ごっちんとの写真を撮ることとなる。何と言うサービスの良さであろう。各テーブルは10人。2ショットと集合写真の他に、もう一枚の写真なんて・・・・

 ステージ前から1テーブルずつ撮影開始!テーブルの配置は割とランダムだったので、今回は1号車が先にはならない。我々はちょうど真中あたりだったと思う。しかしその間、目の前を移動するごっちんをずっと見ていられるわけで、待ち時間も全く苦にならない。みんなそれぞれ趣向を凝らしたポーズやら、仕込みやらしていて見ていて楽しかった。

 10人とはいえ、全員がごっちんにくっついたら写真にならない。そこで、真中にごっちんの椅子を起き、その他は番号順に配されることになる。我々の前のテーブルは1号車の1〜10番が座っていた。その際、係員が発した言葉は、
「後藤さんの右が1番、左が2番。」
・・・・ということは、我々の席は11〜20番なので、12番である私は・・うーん。ところが、なかなかうまくいかないのが世の中というものである。
 すぐ前のテーブルの次に、我々のテーブルの順番が来たのではなく

〇→→〇→→〇→→〇→→〇→→〇
前                     ↓
〇←←〇←←〇←←〇←←〇←←〇
我々

という風に回ってきた。 さながら、結婚式のキャンドル・サービスのように、テーブルにごっちんが付くごとに拍手が起こる。

 この間に誘導の係員が変わってしまい、
「11〜14番は後ろに並んで!」
ということになった。 ごっちんの真横に行けなかったのは残念であるが、今、目の前で起きている出来事自体が、夢のようなこと。文句は言うまい。
(ここから先がちょっとフタさんレポと異なるのだが・・・・)

 いよいよ我々のテーブルの番が近づいてきて、我々を始めテーブル中の皆がテンパってくる。さっきまで偉そうにしていたグループが、
「ど、、、どんなポーズにしましょう?」
と。人に頼るなよ。

 私とフタさんは、2ショットの時に成し得なかった『〜マリーン』のWOW WOWはどうかと提案。そうしたら彼等、
「足は写らないから。」
と拒否。だったら、最初から聞くなよ。

 決まらないうちに、ついにごっちんがやってくる。優柔不断なグループとは別の誰かが、
「アヒル口で!」
と言った。偉い!!白状するが、「アヒル口」は後藤家だけでなく、我が家のお家芸でもあるのだ。(爆)この写真が採用されたらいいなぁ。
 予備でさらに何枚か撮影する。一瞬、みんなの動きが止まったので、
「ごっちんはどんなポーズがいいですか?」
なぜか敬語で自分が聞いてみた。ごっちんは係員が言ったのかと思って振り返った。
「じゃ、アロハ!のポーズで!」
自分にレスをくれたわけではないが、一番普通にごっちんと会話できた。・・・・満足。
イベント3:バス対抗クイズ大会
 巨大な屋外テントのさらに外に出ると、まばゆいばかりの南国の陽光。正に「晴天娘」の面目躍如。これは他の参加者も同じことを思ったろう。芝生が綺麗に敷き詰められた、リゾートの敷地をフルに使って、クイズ大会が行われた。

 朝引いたクジの番号に応じ、バスの代表者一人をごっちんが引き当てて、バスごとの合計点数を競う形式だ。
(それ以上の内容は、これまた管理人殿のレポートにお譲りする。)

 結果は自分はごっちんに引いてもらえなかったし、1号車は優勝しなかった。それは、ごっちんがサインしたグッズは喉から手が出るほど欲しかったけど、ハワイの太陽の下で、あり得ない距離でずっとごっちんと遊べる。それだけで幸せだった。

 ちょっとした舞台の上で、ノビー氏の進行のもとでごっちんがクイズを出していくのであるが、
「何?この変なBGM。」
といいながら曲に合わせて踊ったり、クイズの正解者が出るたびに『そうだ!We're ALIVE』の梨華ちゃんよろしく、
「カモーンナ!」
と言ったり、ノリノリのごっちんを見ているのも楽しかった。
(この「カモーンナ!」がまた可愛いのですよ。)

 かくして兎一匹採れず、クイズ大会は終了。でもでも楽しかった。
イベント4:バス毎の集合写真撮影
 先ほどまでクイズ大会をやっていたスペースのすぐ後ろに、櫓(?)が組んである。今までのFCツアーでもおなじみの集合写真撮影である。ここは、管理人さんのレポ通り、1号車であったので1番であった。

 既に2ショット→10人ショットと2回こなしてきたので、さほどの緊張はなかった。みんな、「ごっちん慣れ」し始めている。いいのか、悪いのか。先ほどの例もあるので、席順はお任せだ。実際、1番さんなどは後ろに回され、何の為の1番かさっぱりわからない様子だった。13・14番のフタさん、Jさんがごっちんの真後ろなら、自分はほんの少し離れてしまった。
 それでも負けない。顔はできるだけ中央に近づけ、お二人と一緒に「後藤真希」の文字の入ったタオルを掲げた。この写真の仕上がりがどうなっているか・・・・・楽しみなような、不安なような。

 撮影が終了し、Jさんがごっちんが座った椅子に触れていたので、自分も真似てみる。ここが管理人さんの凄いところで、自分がそんなことをしている間にちゃんとごっちんの動きを読み、直レスをもらっている。Jさんもだ。
 自分は完全にタイミングを逸した。凹み! _| ̄|○

 いいんだもん!泣いてない
イベント5:予想的中!生プチモピクス
 集合写真を撮った後、ウファの係員が
「明日のイベントは内緒です。集合時間はツアーデスクを見て下さい。」
と言っていた。相変わらず、もったいぶるウファだが、その方がいい時もある。
 我々1号車のJALツアーズ係員が、あっさりネタばらしをしてしまったのである。
「明日は午前中に体操があります。自由参加です。軽い服装で来てください。」
じ・・・自由参加と言われても。

 当然、バスのあちこちから 
「(ごっちん)本人は参加しますか?」
と質問が飛ぶ。これまたあっさり、
「本人が来ます。」
と(呆)。ごっちんが来るのに『自由参加?』さっぱりわけがわかりましぇん。参加しない人がいるのだろうか?

 体操と聞いて
「きっとプチモビクスですよね?」
「プチモビクスだといいなぁ。」
「明日はプチモビクスですから、早く寝ましょう。」
・・・・とお仲間にしつこいと思われるほど繰り返した。

 ごっちん=プチモビクス・・・・誰もが想像できることである。ただ、私がここまでこだわるのは、特別な思い入れがあったからだ。
 自分が福岡にいた頃・・・一人ぼっちで、仕事も辛かった時があった。
「会社に行きたくないなぁ。」
と思うそんな毎日。朝、TBS系のRKB毎日放送で、『プチモビクス』が始まった。夏先生+@の振り付けに、♂の馬鹿陽気な歌詞。毎朝テレビをつけると「ぼよよーん」とやっていた。
 2期プッチ全盛の頃で、よっすぃ〜もあどけなく、圭ちゃんもごっちんも朝から健康なお色気?を振りまいていた。そのころは、ごっちんの大ファンではなかったが、3人ともダンスで鍛えぬかれているだけに、動きが完璧だったと思う。運動不足気味だった自分は、各曜日を録画しておいて激しくリピートしたものだった。
(当時、彼女らが言っていたように「プチモビクス2」はかなりハードだった。)

 当時の私は、プチモビクスから元気をもらっていた。

 ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターの屋上で、ダンベルの代わりに、500mlのミネラル・ウォーターを2つ持たされ、ごっちんが登場!
「今からプチモビクスをやります!」
と告げられて、歓喜したのは言うまでもない。 

 あれから3年くらい経って、ごっちんもかなりスリムになっている。大人の女性になっている。でも動きは少しも変わらない。何より、朝から激しい運動をしてくれているごっちんに遅れをとってはいけない。その一心で、久しぶりに全身全霊で動いた、顔はごっちんの方に固定したまま。
「チラッ!」
とか
「キメッ!」
とかが可愛いという声があったが、当たり前だ。当時から可愛いのだ。できることなら、圭ちゃん・よしこもゲストで来て欲しかった。
(無理か。)

 よし!完璧だ!ごっちんの可愛さも完璧だ。あの激しい運動を数回繰り返しても、我らが姫は息すら切れていない。さすがだ。プロだ。
イベント6:大抽選会
 14時集合。また、クジを引かされる。これが本日のイベントの席に影響してくるのは必至だった。管理人殿のレポにあった通り、自分が引いたのは642・643・644。私の悪運もここに尽きたか。フタさん、Jさんごめんなさい。

 申し訳なくてバスの中で、
「きっと真中から、とぐろを巻くように配席されて、600番台は神の席に化けますよ。」
と訳のわからないことをつぶやいていた。

 会場は昨日のイヒラニ・リゾートと同様、元JAL系のイリカイ・ホテル。 遥か昔に初めてハワイに来た時、ヨットハーバーを見ながらお洒落に食事をしたことがある。さすが、ここもごっちんに相応しいロケーションである。

 会場の外に張り出してある座席表を見て驚いた。

 
ステージ
席番 0〜100 201〜300 401〜500 601〜700
席番 101〜200 301〜400 501〜600 701〜800

こ〜んな感じであった。
 471人の参加者なのに、何故800番まであるのか・・・これもハワイの七不思議。
(絶対、ウファ遊んでる)
 100番台の人、ごめんなさい。これも運なのさ。
(でも、フタさん・Jさん。自分、本当に不安だったので、これを見た時は嬉しかったです。・・・う・・・う)

 かくして、いつものライブ会場のような手荷物&ボディ・チェックをして、入場。
 最初は、大抽選大会。これは席番号ではなく、申込当初から付番されているID番号が書かれた紙をごっちんが1枚1枚引いていく形だった。このID番号も、なぜか途中が抜けていたりして「栄光の510番」さんとかもいる。
(471人なのに)
 旅行業界でいう予約番号みたいなものだから、キャンセルは欠番になるのかもしれない。私はゾロ目で111、フタさんが113、Jさんが114。なぜか抜けている112番は、永久欠番としてKwさん、Oさんに捧げることにした。

 結構賞品の数はあったけど、これが当たらない。すべて、ごっちんが引いてくれているから文句は言えない。最後近く、
「ごっちん100番台!」
と力なく叫んでみたら、108番が出た。
(108番さん、私に感謝して欲しい。<爆>)

 そして今回も亀一匹採れず、終了。ごっちんが
「楽しかった〜?」
と聞くと、ほとんどの客は
「ビミョー!!!」。
その通りだ。(笑)
 
イベント7:スペシャル・ライブ
 しばし時間を置いて、やはりごっちんと言えばライブ!始まる前からかなりのテンションで叫んで、Jさんと一緒にカメラを意識する私。

 セットリストについても、管理人殿のレポートに詳しいので細かくは触れないが、正に「ハワイ・スペシャル」と呼ぶに相応しいライブだったと思う。特に、『女神〜Mousseな優しさ〜』については昨夜、偶然
「これからも、ごっちんが生で歌うことはないでしょうねぇ。」
と、フタさん、Jさんとお話しをしていた矢先の披露だった。何となく今回は神がかっていた。
 Venus Mousseのあとの3人(飯田・矢口・吉澤)は、2003年の娘。春ツアー『NON STOP!』にてこの曲を、披露している。その時は
「SHA LA LA LA・・・Venus Mousse」
という部分の振りが印象的だった。ごっちんには振りがなかったが、こちらは体が自然に動いていた。

 ごっちんがこの曲を披露するのは、最初で最後(?)かもしれない。ポッキー島に帰っていった「プリンセス・マキ」と、ここオアフ島で再会できたのだ。
(わからない方は、グリコの懸賞CDをお聞きください。)

 『ごちゃまぜLOVE』 のCDは何とか持っている。FC限定と言いながら、娘。2001年春ツアー『ライブ・レボリューション』の会場で購入できた。正直、一度も聞くことのないまま、群馬の実家に眠っている。これは何としても発掘せねば!
 最後を「晴れた日のマリーン」で締めるあたりも、FCツアーならではの選曲だったと思う。
イベント8・9:握手会&ごっちん手渡しプレゼント
「昨日から何ももらえてない人がいると可愛そうだから・・・・」
(ハーイ)
と、握手会時にごっちん自らプレゼントを手渡ししてくれるという。
これだけ色々見せてくれて、これだけ写真を撮って、さらに・・・・優しい。(感涙2)
(スタッフにも「万歳!」だ。)

 自分は握手会が苦手である。とにかくテンパってしまい、言いたいことの半分も伝えられたことがない。今回は決めた。握手はゆっくりでなくてもいい。奇をてらったことはすまい。言いたいことを伝えるんだ。今度こそ!相手がごっちんだから・・・大好きなごっちんだから・・・・言い残したことはなくしたい。

 前の数人が指きりをしていた。若干、ごっちんが手を切り替えるのが大変そうに見えた。自分はやめた。握手も感触を覚えていないくらいだ。いや、実際手を握っていなかったのかもしれない。
 月並みかもしれないが
「ありがとう。一生の大切な思い出ができました。」
「ライブ、行きますから!」
これが自分が言えた全てだった。他には出てこなかった。

 後に
「やっぱり、指切りしておけばよかった。」
とか
「握手の感触が思い出せない。」
と一人で凹んだが、自分ができたことはこれ以上でもこれ以下でもない。
本当に最高の思い出になったんだ。

 ごっちんが手渡してくれた、フォトフレームに『ごっちんからのプレゼント』というシールが 貼ってある。これを見つめて、涙が出そうになった私だった。


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