EXPO MUSIC PARK 2004
観覧メモ at オアシス21
2004年3月21日・22日
at 名古屋・栄 『オアシス21』イベントスペース 銀河の広場

///セットリスト///

*情報先:公式サイト

3月20日(土)

愛・地球博ビデオ上映(5分)
TRA (12:30〜12:45)
LEGOLGEL (13:00〜13:15)
近藤薫 (13:30〜13:45)
Cry&Feel it (13:55〜14:10)

SUGAR (14:20〜14:35)
黒田里美 (14:45〜15:00)
愛・地球博プロモーションステージ(5分)
Perfume (15:15〜15:30)
星井七瀬 (15:40〜15:55)
片瀬那奈 (16:05〜16:20)
中澤裕子 (16:30〜16:45)
愛・地球博ビデオ上映 (5分)

3月21日(日)

LEGOLGEL (12:30〜12:50)
協賛社ステージ (20分)
川嶋あい (13:30〜13:50)
光永亮太 (14:00〜14:20)
愛・地球博プロモーションステージ (5分)
後藤真希 (14:35〜14:55)
コッピョル (15:30〜16:00)
noon (16:10〜16:40)
寺井尚子 (16:50〜17:30)
愛・地球博ビデオ上映(5分)

*灰色部分は未チェック

///観覧メモ///

序章(飛ばして読まれても結構です)

 3月20日、21日の連休中、名古屋の栄にある「オアシス21」銀河の広場にて「EXPO MUSIC PARK 2004 名古屋・栄」と題されるイベントが催される事になった。来る2005年に行なわれる愛・地球博を盛り上げる一環のイベントで、中京テレビ開局35周年のイベントも兼ねているようだ。特設されたサイトによれば、連日多々の出演者が予定されているようだが、ハロー絡みでは20日が中澤姉さん、21日がごっちんの出演予定となっていた。この話を聞いた当初、東京在住のフタにとって、このイベントは名古屋と言う遠隔の地で開催されると言うこともあり、同イベントへの参加費は無料とは言うものの、その参加はスルーせざるを得ないかな?と思っていた。スルーする予定になっていたには更に事情がある。このイベントが行われる以前に、20日は東京新木場で行なわれる「カントリー娘。ファンの集い」、21日は同じく東京の青海で行なわれるメロン記念日単独ライブに参戦するべく、チケットの手配を完了させていたので、名古屋に行く事無くこれらイベントなりライブなりに参加するのがベターだと考えていたのである。
 しかしながら手元に届いたチケットを見てガックリし、事情は一転してきた。カン娘。はスタンディング形式のイベントにも関わらずその整理番号は1000番超、メロンも同じくスタンディング形式のライブにも関わらずその整理番号はBの云番であった。Aは一体何番までチケを販売したか推測する余地も無いが、おそらくは800番、下手すれば1000番程度までには膨らんでいる事に違いない。となると、自身の宛がわれたチケットはやはり1000番超の可能性が高いと言えよう。
 そこでフタは考えた。それならばいっそのこと、これらイベントにライブを捨てて、名古屋に行った方がいいのではないか?我ながら短絡的な考えではあるが、これにはなっちゃんこと星井七瀬の存在も外す事が出来ない。昨年1stシングル「恋愛15シュミレーション」を発売させたなっちゃん、この春早くも2ndシングル「OPEN COLOR」を、加えて1stアルバム「桜の花」を発売させた。くしくもなっちゃんも同じく「EXPO MUSIC PARK 2004」への出演が決まっており、名古屋に行けば3人の活躍ぶりが一度に確認出来ると言うものである。一石二鳥どころか、まさに一石三鳥状態である。そんな感じであれよあれよと言う内に話が広がっていき、いつもの頼もしいお仲間GさんにKwさんにご同行をお願いする形で名古屋行きと相成った。

3月20日:序章

 夜が明け切らない早朝の東京を出発、一同を乗せた車は一路東名高速をひた走り、11時過ぎに名古屋に到着した。直行する形で本日宿泊予定の名古屋東急ホテルに車を停車(ちなみに駐車料金は翌日の3時まで無料♪)させて頂き、後は地下鉄及び徒歩での移動となる。予め入手しておいた情報によれば、なっちゃんが15:40〜15:55、中澤姉さんが16:30〜16:45の出演予定となっていた。加えてなっちゃんはイベント終了後CD購入者を対象に握手会が催される事になっており、お二方にはこれが終了するまでお付き合いして頂く形となりそうだ。
 そんな訳でまだ若干の余裕があり、まず栄から地下鉄東山線に乗り名古屋で下車、その足でハロープロジェクトショップ(通称:ハロショ)名古屋店を訪れた。訪れたのは前々から分かりづらいところに位置していると聞いていたが、なるほど訪れてみれば分かりづらい。Kwさんの先導が無ければ道に迷う事必須であった。而して買い物を済ませ、近くて味噌カツの昼食を摂り、14時頃栄の「オアシス21」銀河の広場に戻ってきた。
 さすがにこの時間帯はメジャーどころの出演は無い事もあり、客席も60%程が埋まる程度であった。3人バラバラで構わなければかなり前方の座席も確保できたに相違は無いのであるが、折角3人で来たのだから…と、前から8列目の座席を横並びでキープした。前から6列目が長椅子、通路を挟んで7列目からパイプ椅子であったこともポイントが高いところである。
 簡単に同広場を説明しておくと、全体は開放型の吹き抜け空間(オープンスペース)であり、その空間部にはかなり高い位置に屋根が掛けられているのが特徴である。これならば雨天においてもその憂き目に合う事はなさそうだ。この屋根、にくい事に総ガラス張りで、あいにくの曇りがちの天気といえども、優しい陽光が降り注いできた。更にガラスの上には常時水流を潜らせているようで、この水流が優しい日の光をかもし出しているようだ。通常はオープンと思われるスペースには今日は特設ステージに長いすやパイプ椅子、加えて後方には各出演者のブースまでが設けられてお祭りムード一色である。勿論本日のイベントは参加費が無料なので、自由に座席を確保して観覧してもいいし、また椅子を設けたスペースを囲うように柵を設けていたので、この座席が全て埋まる事があれば、この柵越しにもイベントの様子が垣間見れると言う訳である。
 …と言う訳で、座席を確保したまま、繰る知らない出演者のパフォーマンスを見るとも見ずしてなっちゃんの出番を待ち侘びた事だった。
*
その1:星井七瀬編

1.恋愛15シュミレーション
2.OPEN COLOR
3.ガラスのクツ〜なっちゃん

 然るべき時間となり、いよいよなっちゃんの出番となる。
「星井七瀬です。今日は楽しんでいって下さいね♪」
と簡単に挨拶をし、まずは1stシングル「恋愛15シュミレーション」を披露。今日のなっちゃん、オレンジとグリーンの衣装が実に春らしい。肩口にアクセントとして付けられているリボンも実に可愛らしい。Gさんから双眼鏡をお借りして覗いて見れば、その笑顔はまぶしすぎ、とてもではないが5秒と直視をしている事が出来なかった。

 一曲終えたところで簡単に挨拶が入り、
「続いて2曲目に歌うのは新曲です。DVDを買ってくれた人は知っているかな?この曲で踊るのは初めてです。一生懸命頑張りますので、見て下さい♪」
として、2ndシングル「OPEN COLOR」が披露される。
 続いてMCとなる。
「改めて報告があります」
と、なっちゃん。先のイベントの折には高校受験ゆえに芸能生活を自粛していたなっちゃんではあったが、晴れてこの春から高校へ進学が決まったと言う。実におめでたい限りである。
「これからも、歌に、CMに、演技に、頑張ります♪」
ホントにまったりとしていて、ほのぼのとしていて、ほんわかとしていて…、出てくるのは賞賛を表す言葉ばかり、正にフタのハートを貫いて止まない(爆)。
「あと…、このイベントの後に握手会があります。お気軽に来て下さい♪」
う〜ん、イイ♪素直にイイ♪
「あと…、FCを立ち上げました。詳しくはチラシを見て下さい♪」
なっちゃんの魅力にポ〜〜〜ッツとなりながらなっちゃんのMCを聴いていたら、
「最後は歌手デビューした曲です♪」
とし、続いて、突然マイクをこちら側に向けて、
「ガラスのクツ〜?」
と、なっちゃんがするではないか!!。思わずフタも、
「ガラスのクツ―−−−−−――!!」
と応えてしまった(←
バカ)。
「アレレッ?」
と言わんばかりに、小首をかしげて苦笑いするなっちゃん。お仲間のGさんにもご指摘された部分ではあったが、どうやらなっちゃんは、
「ガラスのクツ〜?」
に続いて、
「なっちゃん〜〜!!」
と、して貰いたかったらしい(汗)。う〜ん、大変申し訳。気を取り直したか?なっちゃんが再び、
「ガラスのクツ〜?」
とふって来たので、今度こそ我が意を得たりとばかりに
「なっちゃん―――!!」
と応えてみた…が、応えているのって周りでオレだけじゃん(爆)。公開録画ゆえに後にOAになる筈であるが、どうかこのMC部分だけはカットして欲しいと、強く願った事であった(恥)。
 そんな訳でなっちゃん名義でリリースされた「ガラスのクツ〜なっちゃん」を披露してイベントは終了した。
初めて耳にした同ナンバーに興奮して、足の震えが止まらなくなってしまった事はここでは自粛しておく(笑)。
 「EXPO MUSIC PARK 2004 名古屋・栄」の初日は中澤姉さんがトリを勤めて終了、その後特設ブースでシングル、アルバムの両CDを購入してくれた方を対象にした握手会が行なわれた。時系列的にレポを記させて頂ければ姉さんの方が先なのであるが、なっちゃんとの握手会の方を先に記させて頂ければ内容的にはスムーズになる部分なので、先にこちらの方を書かせて頂く。
 なっちゃんとの握手は、昨年(注:2003年)秋にTOKYOドームシティーラクーアで行われた誕生日記念イベント以来2度目の事である。正直なっちゃんとの握手とあって、自身ドキドキバクバクして仕方なかった。いっその事握手などしないで帰ろうかとさえ思ってしまったが、お仲間の強いプッシュに支えられる形で握手会の列に加わった。総勢で100名程度であろうか、思いの他列はすんなりと消化されていき、あれよあれよと自分の番になってしまう。係員氏がCDに封入されている握手券の回収を行なっていたので、シングル、アルバム両方の握手券を提示すると、
「もう一周して、もう一度握手してやって下さい」
と、係員。
『えっつ?本当に??』
単発かと思ったら、正に夢の確変昇格の瞬間である。某○F○の担当者には爪の垢を煎じて飲ませてやりたい程の低姿勢ぶりで、こちらが恐縮してしまう。加えて引き換えの形でなっちゃんのオリジナルステッカーまで頂いてしまった(このステッカーはアルバム購入者向けの特権らしい)。ちなみに某U○Aと違って本人への直接のプレゼントの手渡しも可能のようで、花束やらプレゼントやらがなっちゃんの脇に置かれていた。
 まずはなっちゃんの小さな手を、熊のような(爆)大きなフタの手でがっちりと握り締め、
「なっちゃん、おめでとう♪」
と、一言告げる。中学校の卒業、高校への入学、2ndシングルに1stアルバムのリリース、イベントの開催、とにかくなっちゃんは今おめでとう尽くしなのである。とにかくこの言葉だけは伝えたかった。
「ありがとうございます♪」
なっちゃんは目を細め、嬉しそうに微笑んでくれた。思わずショックでのけぞってしまいそうになってしまう。
「今日すっっ…ごく良かったよ、…、感動しちゃった…」
もはや自分でも何を言っているのか良く分からない。それでもなっちゃんは
「ウン、ウン」
とうなづいて、フタの言う事に耳を傾けてくれた。
 握手を終えたところ後方で待機していてくれたGさんにKwさんが駆けつけてくれたのであるが、2度目の握手をしてくると告げ、足早に再び列に加わる。
係員氏にもう1枚の整理券を手渡し、再びなっちゃんと握手。
「なっちゃん、風邪引かないでね。なっちゃん、また会おうね。」
何だか興奮が先走って、舌が上手く回らない感じである。それでも、
「ハイッツ♪」
と笑顔で答えてくれたなっちゃん、ホントにイイ娘ですね〜。お仲間のお二方に介抱(!)される形で、上りエスカレーターへと乗り込む。今しがた握手会が開かれていたなっちゃんのブースにはまだなっちゃんは残っていて、こちらの方を見ていた(気がした)。その姿はだんだんと小さくなるが、その可愛らしさは距離を置いても分かると言うものである。エレベーターを降り、なっちゃんに向かって両手で手を振ってみれば、あろうことかなっちゃんも両手でこちらに手を振り返してくれているではないか!!!この瞬間、フタには神が降りた(違)。武空術を会得した(禿違)。正に天にも昇る気持ちとはこの事である。すっかり意識は遠のき、しばし興奮と感動を反芻しながら、しばしその至福の時の余韻に浸っていた事であった。
 フタはそんな状態であり、お二方に激しく迷惑をお掛けしてしまったが、なんとかチェックインをするべくそのまま真っ直ぐホテルへと戻った事だった。
*
その2:中澤裕子編

1.東京美人
2.GET ALONG WITH YOU
3.長良川の晴れ

 なっちゃんとの握手会の前に、本日のイベントのトリを務めるべく姉さんのステージが行なわれたので、話は前後してしまったが、ここでレポートさせて頂きたい。

 緑の水玉模様の春らしい衣装をまとった姉さん、まずは姉さんを代表するシングル曲「東京美人」を披露。普段のハロプロライブにあっては姉さんの歌披露は1曲で終わる事が多く、昨今にあっては新曲の「元気のない日の子守唄」が披露されていたことから、久しぶりに耳にしたと言う印象である。例によって例の如く、
『L・O・V・E、LOVELY〜、裕子!!』
の合いの手は健在で、やはり照れくさいのであろうか、苦笑いしきりの姉さんであった。

 1曲終えたところでMCとなる。
「元気ですか〜?改めまして中澤裕子です。東京から昼過ぎにやってきました!!」
と、なかなか元気の良いMCである。
「東京は寒いですが、名古屋はどうかな〜?私は晴れ女なので天気に恵まれますね。私の力が大きいかな?やっぱりみんなのあったかい気持ちで晴れたのかな?とても緊張しています」
と続け、2曲目の「GET ALONG WITH YOU」を披露となる。
続くMCでは万博応援イベントと言うことで、「愛・地球博」に絡めて環境問題について語る。そしてMCを始めようとするや否や、
「おばちゃん〜!!」
と、場内から一言。キッツと声のした方を見返した姉さんではあったが、途端に場内からブーイングが起こり、
「みんなが代わりに怒ってくれるのであれば、まぁええや」
と、プチお怒りを収束させた姉さんである。
姉さんの最近身近に感じる環境問題は電気についてとか。先日ファンクラブツアーの一環で韓国ソウルへ1週間程出掛けていたが、あろうことか自宅に戻ってみてクローゼットの電気が付けっぱなしだった事に気が付いた。
「電気代が心配だわぁ〜」
との姉さんであったが、総じれば、環境を守り、資源を大切にしなくては…と言う気持ちが伝わってきたところであった。
「万博を通じて、節電、節水、節金(!?)を心がけたい」
と、中澤姉さん。フタも節金には心がけたいのですが、節金してしまうとこうしたイベントにも参加出来なくなってしまうので、どうかこの点だけは目をつぶって頂ければ…と、思うところである。
「次が最後の曲です」
と告げるや否や、場内から
『えっつーーー』
の声。
「『えっつー』と言われてもね〜」
と言いつつも、
「あたしは『えっつー』と言われるのが一番好きなの。もう一回聞きたいなぁ〜」
と、これをリクエストする始末であった。

 最後はご当地ソングと言うことも手伝い、新曲の「元気のない日の子守唄」ではなく、「長良川の晴れ」を披露してイベントの幕を下ろした。基本的には今回の新曲は両A面と言うことになっているようであるが、大略2曲目に収録されている曲は日の目を浴びる事が少なく、こうしたイベントを通じてお蔵入りと成りかねない曲が披露された事は、素直に嬉しく覚えた事だった。

3月21日(日):序章

 昨日はホテルにチェックインしてしばし休憩、しかるべき時間となり、かねてより懇意にさせて頂いている.cさんにKpさんも加わっての大宴会。下手をすれば朝までも…と言う勢いではあったが、そこはさすが翌日の事もご配慮頂いて、なんとか終電に間に合うように解散と相成った。

 明けて翌日、昨日の幾分曇りがちの天気に比して、朝日がまぶしい朝である。フタは部屋のカーテンをきっちりと閉め陽光が差し込まないようにした筈なのであるが、ふいを付かれた。本日のごっちんの出番に際して、いても立ってもいられないGさんがこれをシャーーーッツと開け放てば、顔を覆いたくなるほどのまぶしい朝日がさしこんで、あっと言う間に目を覚まさせてくれた事だった。
 部屋に届けられていた新聞を読んでいたGさんから、いかりや長介氏の訃報を聞かされる。ドリフ世代のフタにとっては寂しい限りである。同氏のご冥福を謹んでお祈りするばかりである。
 事前に入手した情報によれば、本日ごっちんの出演予定時間は14:35〜14:55となっていた。加えて昨日アルバイトと思しき係員にいつ頃から場内に立ち入る事が出来るのか確認したところ、
「本日(即ち20日ですね)は9時過ぎに開けましたが…」
と、いまいち判然としない回答が帰ってきた。いずれにせよ早く赴く事に問題は無かろう。シャワーを浴びて簡単に身支度を整え、7時半過ぎ一度ホテルを出発、昨日も訪れた「オアシス21」銀河の広場へと赴いた。さてどれ位のお客が待ち侘びているだろうと思ってはみたものの、なるほど予想していたよりも多くのファンが入場待ちの列をなしていた。どうみてもごっちん目当てのそれと分かる面々が多く、地元からの参戦と言うよりも、むしろ遠征組であるように見受けられる。それならば早々にこの列に加わった方が良かろう。後は3人が交互に並ぶ形で入場時間を待ち続けた。
 9時を過ぎた頃であろうか、ステージでは順々にリハーサルが始まりイベントの様相を呈してきてはみたものの、一向に入場が始まる気配がない。一体いつ入場が始まるのであろう?果たして座席は確保できるのであろうか、そんな不安を抱きつつ更に並んでいたところ、10時30分頃であったであろうか、耳に馴染みのある「抱いてよ!PLEASE GO ON」のメロディーラインが流れてきた。実際にごっちんが来てリハーサルを行なっているのであろうか?その場に居合わせたファンが一斉にステージそばに走りより、係員が半ば切れ気味にこれを制する注意を怒鳴る。
 Gさんに確認に行ってきてもらえば確かにごっちん本人がリハーサルをやっていたとの事で、順番列を確保して貰う形でフタもステージそばまでリハーサルの様子を確認しに行った。ジャケ写に出てくる(ような?)ピンク色のサマーセーターにジーンズと割とラフな格好のごっちん。これは私服なのであろうか?ステージの立ち居地を確認したり、スタッフと話をしていたりと、普段なかなか見る事が出来ないようなリハーサル風景が目前に広がっていた。折角なのでごっちんを誰よりも愛しているGさんにバトンタッチする形でフタは入場列へと戻ったが、その後立て続けに「サヨナラのLOVESONG」「スクランブル」とリハーサルは続き、おかげでセットリストが分かったと言うものである。
 9thシングル「原色〜」は外された形であるが、今日はごっちんのファンのみならず多くの方がお見えになるだけに、聞き込んで始めて良さが分かる「原色〜」を外したのは正解であったように思えた。そしてリハーサルを行なっていたのはごっちんのみならず、詰め掛けたファンもしかりで、お馴染みのごっちんコールにPPPHが早くも「オアシス21」銀河の広場に鳴り響いた事を付け加えておく。

 こうしてごっちんのリハーサルが終了した事を受けて、入場開始。心配された座席の確保もセンターやや右手の前から6列目をキープする事が出来た。通常のライブにあって、もしヤフオクなどの媒体を介した場合には、一体いくら位の値段が付くであろうか?それ程の良席を確保する事が出来た。早起きは三文の徳とは正に言ったものである。
*
その3:後藤真希編

1.抱いてよ!PLEASE GO ON
2.愛のバカやろう
3.サヨナラのLOVESONG
4.スクランブル

 イベントはほぼ時間通り進行し、14時30分を過ぎてごっちんの出番となる。白を基調とした衣装にホットパンツのそれは、例によって素肌を露出しまくったセクシーなものであった。天気こそ恵まれたものの、寒の戻りの春の一日、さすがにそのままでは肌寒い事であろう。この衣装どこかで見た事がある?と思っていたところ、後からGさんからフォローがあり、昨年(注:2003年)末にOAされたMステSPでのステージ衣装であった。
 まずは「抱いてよ!PLEASE GO ON」「愛のバカやろう」と立て続けに披露。前フリでは地元テレビ局の女子アナウンサーが
「「愛のバカやろう」はアコスティックバージョンで披露します♪」
としてしまったために、場内からどよめきが起こったものであるが、これは女子アナ嬢のミスだったようで、とんだミスをしてくれたものであった(苦笑)。それでもこれだけの至近距離で、かつフルバージョンで楽しませて貰えたとあれば全くの無問題であると言うものであろう。
 2曲終えたところでペットボトルに用意された水を口に含むごっちん、一息ついてからMCへと突入する。
「名古屋のみんな、こんにちは〜!!後藤真希です。名古屋は正月のハロー以来ですね。その時も盛り上がりましたが、今日は長い時間を取る訳には行かないけれど…」
と言いかけたところで、すかさず場内から、
「えっつ〜〜〜〜〜〜!?」
のアラシが巻き起こる。
「えっつ〜!?と言われても…」
と、苦笑いのごっちんであったが、
「ちょっとの短い間ですが、いい思い出が作れると思います。」
と、しっかりと締めくくるのはさすがごっちん、ソロライブで培った経験が生きていると言ったところであろうか?
「次に歌う曲は、2月に行なわれたミュージカルでの曲です。ミュージカルに来てくれた人ってどれ位いる?」
すかさず場内から一斉に手が上がり、場内の一同がごっちん目当てで詰め掛けていた事が瞬時に分かったと言うものである(笑)。
「後藤にとって10枚目のシングルです。初めてのスローテンポの曲です。歌詞に注目して聞いて欲しいです。せつないメロディーラインが美しい曲です。3月17日に発売になりました。気持ちを込めて歌います」
とし、最新シングル「サヨナラのLOVESONG」を披露した。ステージ上をところ狭しと左右に展開するごっちん、右手に転回してきた折にバッチリ目が合い(合った気がした??)、ごっちんの満面のスマイルぶりにすっかりやられてしまった格好だ(笑)。
 ラストは「スクランブル」を披露、全4曲、全てフルバージョンでの、あっと言う間の20分であった。それにしてもごっちんの出番が終わるや否や、場内を埋め尽くしていた観客がサーーーーッツと立ち下がったのは圧巻の一言であった。本来ではトリを務めてしかるべき今日の出演陣にあってのごっちんであったが、この後ラジオでの生出演(CBCラジオ「CBCサンデーミュージック ゆうパレ」/しっかり帰りの車中でエアチェックしました♪)のスケジュールも入っている事から、落語で言うところの『お仲入り』的ポジションでの今日のステージと相成った。

 こうして成果120%の名古屋遠征も無事終了、それぞれの満足を胸の内に、やはり他の観客との例外に違わず(笑)、ごっちんのステージが終わるや否や、帰宅の途に就いたことだった。


*内容の無断転載を禁じます
(C)フタさんのHOMEPAGE



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